池田書店・環境図書の会より、りーまさんがセレクトした子供も大人も一緒に楽しめる童話や地球のためになる本をご紹介します。
●海そうシャンプー
学習研究社 魚住直子・著 ¥1260(税込)
飲み残しのジュースを川に捨てたボク。その日、ボクは、街できれいなおねえさんから「海そうシャンプー」をもらった。夜、お風呂に入っていたボクは、おぼれそうになり、気がつくといつのまにか海の底にいた。シャンプーをくれたおねえさんがあらわれて「海そうをきれいにシャンプーしなさい。」と言われる。
気付かないうちに川や海を汚している私達への警告。カラフルな絵と共に楽しく読めるファンタジー。
台所は海の入口です。
●棚田はエライ!
農文協 石井里津子、ふるさときゃらばん・企画 ¥1700(税込)
田んぼは、「生きる力」の育成の宝庫。地域の人々との連携で「棚田」での田植えや稲刈りなどのイベントが盛んになって来ました。「棚田」がなぜ注目されているのか、どんな働きをしているのか、その構造や、生き物との関係など分かりやすく書き込まれた本です。子供さんの総合学習のテーマとしても興味深く、夏休みの自由研究にももってこいです。そして何よりも「棚田」の風景がきれい!
棚田米っておいしいですよ。チャンスがあったら食べてみてくださいね。
そだててあそぼうケナフの絵本
農文協 千葉浩三・著 ¥1890
今人気の絵本です。実際に育てるための工程がこまかく載っていて、やってみようかな…?という気持ちになります。本もケナフで作った紙を使用しているからすごい!
●川の学校三万余の流れが育むみずの国の川物語
●島の学校六千の島からなる、この国の冒険的島紀行
学習研究社 ¥1365(税込)
アウトドア派におすすめの2冊。日本は川の国、そして島国。豊かな自然との対話ができる、見るだけで楽しいガイドブック。ニッサンのCMでもありますね、「モノより思い出」。大自然の中での体験は一生の思い出になります。川とのくらし、島のくらし、地に足のついた人々からのメッセージと、見どころ案内、遊びの提案がたくさん。資料的にも満足できる内容です。この学校は人間の学校です。環境の学校、生活の学校です。
●かっぱかぞえうた
福音館書店 瀬川康男・著 840円
日本の伝統の妖怪、かっぱ。この絵本はそのタイトルの通り、かっぱの数を1から10まで数えてゆく、一見単純な絵本なのですが、「ひとつ、ひめゆり、ひょっこり、かっぱ」と、頭韻を踏みながら、数と共に野に咲く花を知り、かっぱのユーモラスな姿を楽しめる1粒で2つも3つもおいしい絵本。リズムと言葉が面白く歌いたくなる。「とおで、とおくにはなのくに」「かっぱは、かえる、はなのくに」。美しい花の咲く国は、もともと日本にあった原風景のひとつ。かっぱは、水の精、日本の清らかな水の象徴でもあります。コンクリートに覆われてしまった大地には、花も自由には咲かなくなってしまった。子供の頃の水遊びや草花をつんだ記憶がよみがえって、懐かしく、同時に悲しい淋しい気持ちになってしまった。